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SP 革命編 [映画]

正直、「野望編」は???と思いましたが、今回は素晴らしいです。最初から最後までしびれます。二部作ですが、「革命編」だけでも十分楽しめると思いました。

テレビシリーズを少ししか見たことがなかったので、前作を観た時は正直物足りないと感じました。アクションシーンのスピードやリアリティにはおおっと思うところがありましが、最後はあれっ…という感じで終わってしまったのが残念でした。

でも、本作は裏切りません。前作の分も楽しめる内容になっています。脚本も素晴らしいですが、役者としては堤さんが特にいいです。内に秘める複雑な思いが2時間でほつれていくような感じです。

ハリウッドでリメイクされるという話ですが、この作品をリメイクで超えるの無理じゃないかなと思うくらいよかったです。

震災後初めて映画を観に行きました。少しずつ日常を取り戻していこうと思います。

キックアス [映画]

自分が観る映画を決めるときの基準は以下の3つ。

 1.好きな(気になる)俳優や監督の新作
 2.話題性(口コミ、賞レース、ネット等の評判)
 3.勘(たまにビビっとくる作品があるんですね~)

ほとんどの作品が1&2の理由で観に行くんですが、たまに3の理由で観ています。そして、実は一番当たりを引いているのは3なんです。たぶん、事前の知識もないし、期待もしないまま映画と向き合うからだと思います。

本作は年末年始に公開された映画ではあまり話題に上がらなかった作品なので、ほとんど知られていないのではないかと思う。でも、あえて声を大にして言いたい。

「今年度ベスト5には入る作品!!」


今年は年明けから良作が多いので、信憑性に欠けるかもしれませんが(笑)。最初はおいおいという展開で、中盤もちょっとハード過ぎる部分がいくつも(カップルで観る映画ではないですね。軽い気持ちで子供と観に行くのも×)。でも、最後は泣けるんです。なぜな泣いちゃうんです。自分にとっては今までに出会ったことのないタイプの映画でした。

そして何よりもヒットガールという女の子がいるんですが、彼女のアクションはここ数年のアクションの中で一番スピードがあり、美しく無駄のない動きでした。正直、震えましたね^^そして、その父親役のN・ケイジもいいです。本人はかなりのアメコミ好きで有名ですが(ゴーストライダーの主役もやりましたし)、今回のバッ○マンもどきは最高でした。いたって真面目な設定で、彼の今回の真剣さが涙を誘うんですが…。

笑い、震え、涙ありの本作…続編があるかは微妙ですが、ぜひ個人的には続編を観たいです。



ザ・タウン [映画]

初めて映画の試写会が当たったのは高校生のとき。作品はR・デニーロ、A・パチーノの共演が話題となった「ヒート」という作品だった。3時間近いにも関わらず、映画の中の男たちの生き方が本当にかっこよくて今でもあの感動を覚えている。自分の中ではクライムアクション映画ではNO.1と言える作品のひとつだった。あれから10年以上が経ち、その間もクライムアクションの映画は何本も公開されたが「ヒート」を超える作品に出会うことはなかった。今日までは…。

「グッド・ウィル・ハンティング」で大ブレイクしたM・デイモンとB・アフレック。アクション作品での活躍が目立つM・デイモンとは異なり、あくまでも自分の作品に対するこだわりを持っている雰囲気があるB・アフレック(ハズレも多いですが・笑)。最近はM・デイモンにおされ気味だな~と個人的には思っていましたが、この作品で見事にやってくれました。

舞台はボストン。銀行強盗が頻繁に起こる「タウン」で育った青年と幼馴染。そして彼らの家族を中心に話が展開されていく。冒頭の仕事をプロフェッショナルとしてこなすB・アフレック演じるダグとそのチームの銀行強盗の出際の良さは圧巻。そんな中、出会った一人の女性との出会い。その出会いは今までの彼の真っ黒な人生に差す一筋の光となり…彼の運命を変えていくみたいな感じなんですが…とにかく脚本が素晴らしい。作品の中に張り巡らされた複線?がつながっていうく終盤はも目が釘付けです。「ヒート」のときもそうでしたが、主人公のしていることは犯罪行為ではあるけども、最後まで逃げ切って、生きて幸せになってくれ~~と入ってしまいました。最後は今までのこの手の作品とは違う展開で終わりとなっていますが、それが逆にこの作品の美しさを際立たせているのだと思います。

「ハート・ロッカー」でブレイクしたJ・レナーや「ロストワールド」での演技が思い出深い P・ポスルスウェイトなどの脇を固める役者の存在感も素晴らしいです。B・アフレックが若き日のC・イーストウッドと比較されることがよくあるようですが、このまま順調にキャリアを積み重ねれば、C・イーストウッドのような監督になることも決して夢物語ではないと感じさせる作品でした。間違いなく今年度ベスト3に入る1本。かなりおススメです^^



LOST ファイナル・シーズン [映画]

ついに観終わりました!!「LOST」と共に歩み続けた、この6年間もついに終わりました。思えば自分が夢中になって海外ドラマを見始めたのは「24」の影響が大きいんですけど、いつの間にやら「LOST」にハマッていました(笑)。それこそ観始めたら本当に止まらない。知りたい、次はどうなるの?…見事に引っ張られてた6年間でした^^

全部のエピソードを見て思うのは、本当に練られた脚本だな~ということです。脚本は最後の結末を決めてから、バックワードデザインしていったのかな?と思うのですが、それにしたってよくできてます。ファン心理をくすぐる仕掛けも素晴らしいです。

そして、一人ひとりの登場人物が魅力的なこともこの作品が成功した理由だと思います。主役?のジャックだけでなく、イケメンのソーヤー、このドラマのヒロイン?ケイト、憎めないハーリーなど、とにかく魅力的な人物が多いんです。多分、ファンの方と語ったら朝になりますね(笑)。個人的にはデズモンド、チャーリー、サンの3人が好きです^^

制作・監督・脚本を務めたJ・J・エイブラムスはこれから更なる活躍が見込まれるクリエイターの一人だと思います。とにかくアイディアが素晴らしい!!「インセプション」のC・ノーラン監督と同じですね。あのアイディア力が自分にも欲しい(笑)。

恥ずかしながら、最後の方は自分の頭がついていきませんでしたが、それでもAXNの解説サイトを読んで納得しました。読んでさらにこの作品の深さを感じました。終わってしまったな~という寂しさがありますが、この作品に出会えて本当によかっなって心から思います。




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相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜 [映画]

ファンの方々からお叱りを受けるかもしれませんが、テレビ版は一回も見たことがありません(でも、前作の映画版は観ました)。前作が素晴らしい出来だったので、それ以上に話題になっている本作をかなり期待して観に行ったのですが…。個人的にちょっと。。。残念でした。

テレビで好評な作品が映画版になることはよくありますが、そのほとんどがテレビ版とは別物の内容になっていて、好き嫌いが分かれることがあります。でも、予算はテレビ版と比べものにならないため、スケールアップすることで、新たなファンを取り込む作品もあります。それが前作だったと思うんです。

今回の失敗は内容的にはたして映画にする必要があったということに尽きます。最後の最後のどんでん返し?はテレビシリーズのファンの方々には衝撃が大きかったようですが、映画版しか観ない人には意味が分からず、厳しい部分がありました(自分もその一人)。謎解き?のテンポも悪かったように思います。

でも、見方を変えるとよかった点もあります。それもラストのどんでん返しです。テレビと映画の話をクロスオーバーさせたことで、新たな可能性が広がることになったからです。クロスオーバーの有名なところでいうと、名探偵コナンと怪盗キッドがあります。実はこのふたつは全く違う作品だったのですが、クロスオーバーさせたことでファン心理を煽り、今ではキッドが名探偵コナンの準レギュラー的存在となっています。そういう意味で考えると今回の相棒はその実験の第一歩だったのかなと思います。

余談ですが、公開していた映画館は10年ぶりくらいに入りました(いつも違う映画館を中心として観ているので…)。映画を観始めた高校時代?のにおいを感じることができたのが嬉しかったです。

アンストッパブル [映画]

震えました。手に汗を握るという言葉が本当にぴったりな作品です。アクション映画としては「ザ・ロック」以来の傑作(ディザスターやパニック映画とも言えますが)!!昨年、予告編を観たときから期待していましたが、期待をまったく裏切らない作品でした。

主演のD・ワシントンと監督のT・スコットはこれが通算5度目のタッグ(お互いが気心知れた仲なのでしょう)。今までの作品もどれも素晴らしいのですが、今回は一緒に撮った作品の中でもベスト作品だと思います(マイ・ボディガードが次ですかね)。実際に起こった事件をベースに製作された映画ですが、この映画の主役である暴走する列車のスピードに合わせて、映画のスピードも前半から後半にかけて加速していきます。小さな場面にもハラハラするとこが多々あります。R・スコットは壮大な作品を得意としますが、スピード感や緊迫感がある映画作品なら兄のT・スコットの方が上手なような気がします。

主役は暴走する列車なので、役者の短くテンポのよい演技がさらに映画をハラハラさせます。多分、脚本段階で無駄なセリフを根こそぎ削ぎ落としたのではないでしょうか。また、圧倒的なスピードと力で暴走する列車は天変地異の映画よりドキドキしますね。身近に考えられることだからなのか、実際の話だからなのか……。でも、良作に必ずある魅力的な悪役(もしくは問題)であったことはこの作品が成功した理由なのでしょう。

準主役を演じたC・パインもかなり良かったです。新スター・トレックでブレイクした役者さんですが、若手でありながら渋みを感じる役者さんです。「アバター」のS・ワーシントン、「トランスフォーマー」のS・ラブーフのように、今後さらに活躍が期待できる人だと思います。

新年早々に良い作品を観た年は映画の豊作年だという勝手なジンクスが自分の中であるので、今年は映画の当たり年になると思います(笑)。

SPACE BATTLESHIP ヤマト [映画]

観ました。。。ネットの評価は辛口評価が多かったのですが、監督さんの「ALWAYS 三丁目の夕日シリーズ」が好きだったし、話題作なので観に行ってきました。一言で言うと評価が別れる作品だな~と思いました。

自分はヤマト世代ではないので、恥ずかしながらアニメのことはほとんど知りません。でも、なぜかカラオケは歌えるんですよね~(笑)。なので今回は映画作品として、ヤマトの世界観を理解しようと思っていました(ファンの方々のお怒りを買いそうですが…)。でも、2時間半近くの映画でしたが、あの世界を短時間でまとめるのは無理だったのではないかと思いました。話のつながりが悪い?テンポが一定しない?なぜかしっくりとこないんです。そして、一番残念だったのは必死さや追い込まれてる地球の絶望感とかが伝わってこなかった。悪役の弱さもあったのだと思います。

でも、いいなぁと思った部分も多々。まず、S・タイラーの主題歌。「アルマゲドン」のパクリじゃないか!!というご意見もありますが、でも、よく歌ってもらったなぁと思います。監督さんの強い思いがあったと何かで読んだような気がしますが、すごいです。あとはやっぱりVFX。日本でもここまでのものが出来るんだと思える部分がありました(制作費がもっともっとあればハリウッドも超えるんじゃないですかね)。この二点は見所ではないかと思います。

実は脚本の佐藤嗣麻子さんが監督の奥様だということを本作で知りましたが、岩手県出身の方なので今後も活躍を応援したいと思います。

24 ファイナルシーズン [映画]

観終わりました~~~。ジャック・バウアーとの長い旅もこれにて終了です(映画版が公開される予定ですが…)。ジャック、本当にお疲れ様でした(笑)。

漫画でも映画でも、ドラマでも最初が肝心だと思う。最初で心を掴めば、クライマックスで大きな失望をさせない限り、受ける側の気持ちは落ちることはない。でも、それゆえに受ける側の期待値が天井知らずで上がっていき、続編製作が難しくなったり、だらだらと続けてしまうことがよくあるのだと思う。そんな中、名残は惜しいけど引き際をしっかりと考え、作品にピリオドを打つのは自分はいいことだと思っている(野球の新庄選手や赤星選手もそうでしたね)。

「24」の終わりのタイミングはそういう意味でも今回でよかったと思う(個人的にはシーズンⅤがベスト)。ジャックの無茶苦茶ぶりは過去最高だったし、数少ない理解者であるクロエとの友情は長年シリーズを観てきた人にはグッとくる部分も。そして作品に込められた今の時代へのメッセージ。深いな~と考えさせられることもしばしばあった。シーズン毎の作品であるため、好きなシーズンがそれぞれあることは悪いことじゃないし、今回の終わり方に満足しない人もいるかもしれない。でも、自分はよかっと思う(ⅥとⅦがもったいなかった)。

余談だけど、観ている最中にふと考えてしまうことがあった。再来年?にアメコミのヒーローたちがチームを組んで戦う「アベンジャーズ」という作品が公開される予定だが、映画やテレビドラマの荒くれものチームがあっても面白いのではと(笑)。世界一運の悪い刑事(ダイハード)、記憶を失ったスパイ(ジェイソンボーン・シリーズ)などなど。もちろんリーダーはジャックで(笑)。


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怪盗グルーの月泥棒 [映画]

昼食を友達と食べる約束をしていたので、それまでどうしようかな~と考えていたときに、ふらっと観てしまったのがこの映画。不覚にも泣いてしまいました。

観る前の予備知識は0。有名な役者も出てないし、ディズニーのアニメでもないし。では、なぜ観たかというと…何かでふと見たんですが、評判がいいんです。自分が目にした部分ではほとんどがプラスの感想が多かったように思います。

それで観たんですが…これがいい。本当に笑えて、ハラハラして、そして涙する映画。アニメと思って侮るなかれ^^アニメ映画としては有名な「「モンスターズ・インク」と「シュレック」を足して2で割ったような作品です。鶴瓶さんの吹き替えもテンポがあってよかったです(吹き替えが大嫌いな自分ですが…)。ミニオンというキャラクターもよかったです(部屋にひとつは欲しい・笑)。

まさかの二日連続の映画大満足。期待をしていなかった年末の映画情勢の風向きは変わりそうです^^

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