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相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜 [映画]

ファンの方々からお叱りを受けるかもしれませんが、テレビ版は一回も見たことがありません(でも、前作の映画版は観ました)。前作が素晴らしい出来だったので、それ以上に話題になっている本作をかなり期待して観に行ったのですが…。個人的にちょっと。。。残念でした。

テレビで好評な作品が映画版になることはよくありますが、そのほとんどがテレビ版とは別物の内容になっていて、好き嫌いが分かれることがあります。でも、予算はテレビ版と比べものにならないため、スケールアップすることで、新たなファンを取り込む作品もあります。それが前作だったと思うんです。

今回の失敗は内容的にはたして映画にする必要があったということに尽きます。最後の最後のどんでん返し?はテレビシリーズのファンの方々には衝撃が大きかったようですが、映画版しか観ない人には意味が分からず、厳しい部分がありました(自分もその一人)。謎解き?のテンポも悪かったように思います。

でも、見方を変えるとよかった点もあります。それもラストのどんでん返しです。テレビと映画の話をクロスオーバーさせたことで、新たな可能性が広がることになったからです。クロスオーバーの有名なところでいうと、名探偵コナンと怪盗キッドがあります。実はこのふたつは全く違う作品だったのですが、クロスオーバーさせたことでファン心理を煽り、今ではキッドが名探偵コナンの準レギュラー的存在となっています。そういう意味で考えると今回の相棒はその実験の第一歩だったのかなと思います。

余談ですが、公開していた映画館は10年ぶりくらいに入りました(いつも違う映画館を中心として観ているので…)。映画を観始めた高校時代?のにおいを感じることができたのが嬉しかったです。
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