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ロビン・フッド [映画]

自分の中でR・クロウは好きな役者じゃないけど、なぜだか作品に惹かれて観てしまう不思議なオーラを持っている人。今回のロビン・フッドも期待していた訳ではなく、他の映画が混んでいたから観たという程度。でも、その期待値の低さ?が今回はよかったのかもしれない。

監督はこれで通算5度目のタッグとなるR・スコット。特に二人が最初に組んだ「グラディエーター」は知らない人は少ないだろうし、何よりも彼をスターに押し上げた作品のひとつ。今回の作品はその絆の集大成とも言える作品だったと思う。

そもそも歴史上の人物を映画化するのは簡単ではない(ロビン・フッドに関しては実在しなかったという説もあるが…)。それぞれのイメージがあるから、そのイメージと少しでも違うだけで好き嫌いが分かれるからだ。さらに映画でも「ロビン・フッド」というと20年前のK・コスナー版を思い浮かべる人が多いので、今回の作品は難しいんじゃないかな?と思っていた。でも、とにかくそんな心配なんて全くいらなかった。

成功の秘訣は単純明快な話とR・クロウ演じる魅力的で、新しいロビン・フッド像。そして監督のお得意の戦闘シーンなどだと思う。歴史ものは上映時間が長いことが多いけど、本作は時間を全く感じさせることがなかった。物語冒頭部分のリチャード王に起きる出来事がまず最初のサプライズ。その後はとんとん拍子に物語が進み、最後はお決まりの展開で終わりという流れだけど、ロビン・フッドに関する新しい解釈もよかった。久々の傑作エンターテイメント!!今年ベスト5に入る作品だと思います。

心の強さを感じさせる作品でした^^この作品は絶対に大型スクリーンで観るのがおススメです。

ダークナイト [映画]

先日、正式に完結編となる第3作目のタイトルが「ザ・ダークナイト・ライゼズ(原題)」と発表されたC・ベール主演の新バットマンシリーズ。もちろん期待は高まる一方!!それもこれも前作「ダークナイト」の大成功によるものなんですが…。

とにかく前作「ダークナイト」は言葉がいらないくらい素晴らしい一本。そこらのアメコミヒーロー映画が薄っぺらく見えます。何よりも素晴らしいのは脚本!!アメコミの弱点となっているドラマ部分にしっかりと深みがあります(最後はどんでん返しの連続ですね)。さらに役者人の充実(H・レジャーの熱演はいまや伝説ですねぇ)や世界観を活かした演出。バットモービルが壊れて、バイクが出てきたときにはもはやぶっ飛びでしたね。

昨日、久々にDVDを観たんですが、やはり何度観ても映画館で初めて観たときと同じ感動と驚きを感じました。たまにあるんです。感動を越える、震える作品が…それは数少ないその中の一本ですね。

新作の公開が2011年。あと2年が楽しみです。


ダークナイト 特別版 [DVD]

ダークナイト 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



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