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授業改善の二学期に!! [授業全般(英語)]

夏休み中に自分の授業について考えた。全ては1学期の反省から。

学校が変われば生徒も変わる。生徒が変われば授業も変わる。そして、今年度はそこに使用教科書の変更が重なった。今までの実践を下地に、新しいことを取り入れながらやってきたつもりだったが、ここまでしっくりこない学期は初めてだった。教科書に踊らされてたというのもあったと思うけど、自分の授業の方向性が定まってなかったのが一番の原因だと思う。

このままではいけないと思い、夏休み前から英語の研修に参加したり、今までは敬遠していた他の先生の授業実践のDVDを観たりした。そして、気付いたのは授業者の強い思いがあるからこそ、アイディアが生まれるということ。そして、何よりも授業者が本気で授業を楽しんでいるということだった。まだまだ自分の努力が足りないということにはっきりと気付いた。それだけでもこの夏休みは収穫があったと思う。

ピンチは成長のチャンス。2学期は0から自分の授業の作り直していきたい。頑張ります。


日本人の英語力 それを支える英語教育の現状

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英語教育ゆかいな仲間たちからの贈りもの

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「読む力」を高める指導 [授業全般(英語)]

久々に大きな研究会に参加してきました。テーマの中心はタイトルの通り。自分の中では急に入った研究会で、今後の出張予定も考えると参加するべきかどうか迷いましたが、有名な先生も講演されるし、何よりもここまで本気度を感じた県の研究会も初めてだったので参加してきました。

会場に行って驚いたのはその人の多さ。単独の教科での公開授業や研究会としては今までに見たことのない人数の先生たちがいました。人数が多過ぎて入れない授業もありました。でも、勉強になることはたくさんありました。どの授業も「読む力」の向上のためにしっかりと軸のある授業で、これは自分の授業でも取り入れてみたいというものがありました。

午後の研究会では「読む力」をどのように評価するか、またはどのようにして「読む力」がついたと判断するのかなど踏み込んだ話をすることができました。その中で出てきた話の中に「教科書だけを読ませていては読む力の向上はない」というような趣旨の話がありました。たしかに本県の中学生が教科書以外の読み物教材に触れることは少なく、教科書の英文だけでは不十分なのでは?と意見にうんうんと思うところもあるのですが、その前にまず教科書を活かす指導があるべきなのではないかと考える自分がいます。たしかに英文の文量では確かに足りないと感じるところもありますが、教科書の英文の内容が劣っているとは思わないからです。初見の英文に対する読み取る力は定期テストで確認することができるし、普段から訓練させることは教科書でも可能ではないかと…。それ以外の読み物はあくまでも+αであって、メインにする前にまだまだすることがあるんじゃないかと思いました。

また、「読む力」とは関係ないのですが、今回の公開授業と自分の研究授業を比較して、生徒の意欲がいかに大事なのかを再確認しました。再来月に「学習意欲」をテーマに実践発表を行うのですが、そのヒントももらったような気がします。

自分なりの「読む力」を高める指導の形を生徒と共にこれから探っていきたいと思います。

パワーポイントを使った授業 [授業全般(英語)]

一見難しそうですが、意外とやってみると授業の幅が広がります。

この業界で働き始めた頃はほとんどPCやカメラ、スキャナーやレコーダーなどを使いこなせず(いわゆるメカオンチだったんですね)、授業に関してもかなりオーソドックスな形で行っていました。それが良い悪いではなくて、自分の中でそのような機器を使って授業をすることは無理じゃないかと思っていたし、自信がありませんでした。

でも、そういう機器を使いこなす先生の授業を何度か拝見し、自分もやってみよう(勉強しよう)という気持ちになったときがありました。もちろん最初は四苦八苦していましたが、それでも慣れてくると授業もスムーズになるし、何よりも生徒の反応が違いました。特にパワーポイントを使いこなすと様々な面でプラスになることが分かりました。

1.板書の時間が大幅に減る(その分活動に時間を費やすことができる)

2.シート印刷する際に間単にレベルごとのプリント作成が可能(狙いに沿ったプリント作成)

地味な感じがしますが、このふたつは自分の授業に大きなプラスになりました。勤務している学校のPCにはパワーポイントが入っているのが多くなってきたので、どこの学校でもできるだろうし。

金曜日の授業研もパワーポイントを使って勝負します。頑張ります。

悲願の入賞 [授業全般(英語)]

以前の記事(記事タイトル スピーチコンテスト参照)に書いたが、夏休みからスピーチコンテストに向けての指導を行ってきた。でも、正直に言うといつも指導は不安だった。

採用されて以来、地区や県のスピーチコンテストに毎年最低1回は参加してきた。恥ずかしながら、その間の入賞と言えば1回だけで(1位と3位を同じ部門で取ったことがありました)、それ以外は毎年×。そのたった1回の入賞も教科&担任学年ではあったけど、2つのスピーチコンテストがその年はあったため、もう1人の英語の先生が指導した生徒たちでした。

簡単に言うと自分がスピーチ指導した生徒は今までに1度も入賞したことがなかった。

そのうちの数年はかなりの手応えを感じていた生徒が入賞せず、正直、どのように指導すればいいのか分からなかった。入賞した生徒と比べても、そこまで大きな差があるとも感じていなかったし…自分の力不足が全てですが、自分が指導した生徒は入賞できないとまで思っていました。

だからこそ、今年は何としてでも取りたかった。どうしても入賞したかった。参加した3名とも暗唱の部への参加となったが、入賞に向けて今までには三つのことを特に重点的に今年は行った。

1.英文の暗記を大会の2週間間には完成させる(とにかく暗記を早く)。

2.ALTと協力した徹底した発音指導。特に語尾の発音の徹底。

3.徹底した課題英文の読み込み。その場面の登場人物の心理や行動について1文、1文生徒と話し合って考えた。

そして、生徒と共に考えた自分たちの暗唱のスタイルは「スピードが全てではない」ということ。相手に伝えることを重視した時に、相手に聞きやすいスピードがあるということを考え、作品の内容をはっきりと伝えるためにスピードのコントロールを重視しました。それでも暗中模索の指導でしたが…。

そして本番。生徒は最高のパフォーマンスをしました。だから、1人目が3位に入賞した時に、正直ホッとしました。初の入賞、そして最低限はできたなと…。でも、実はそれだけでは終わりませんでした。なんと2人目が2位入賞、さらに3人目が1位を取ったんです(3人とも部門は違います)。1人だけでも、おぉーと思っていたのですが、まさかの展開に放心…(笑)。何が起こったのか最初は分からずにいました。

その後、ここに来るまで長かったな~と思いながら考えていたのですが、表彰式後の生徒たちの笑顔に今までの苦労、そして自信がなかったスピーチ指導に対してひとつの答えをもらったような気がしました。本当にありがとう。

retelling [授業全般(英語)]

この前の研究授業ですが…結論から言うとイマイチでしたorz

生徒は頑張りました。ただただ、授業者である自分の勉強不足を露呈…。本当に恥ずかしいorz

retellingは自分の言葉で再構築するということだったのに、今回の授業は再構築というよりは暗唱の方に向かってしまいました。自分の説明不足もしかりでした。久々の研究授業でテンパったというよりは、勉強不足のまま新しいことに挑戦して、そのまま失敗という感じでした。

でも、もちろん経験としてプラスになったこともいくつかあります。

ひとつは今回の失敗で自分が「retelling」の授業の方向性をつかめたこと。

ふたつめはリーディング教材の新たな可能性を見つけたこと。

みっつめはウォームアップで行った「Critical Writing」に手応えがあったこと。

「Critical Writting」は夏休み中に秋田市に友達と行って、国際教養大学の先生から教えていただいた手法です。まだ始めたばかりですが、このスタイルが確立できれば英作文の効果的な指導ができるのではないかと考えています。それに関連した資料も指導主事の先生から紹介されたので、紹介します。自分も早速購入しました。

来月の研究授業では今回の反省を活かして頑張ります。


日本語から考える英語表現の技術 (ブルーバックス)

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研究授業 [授業全般(英語)]

初任以来、毎年のように研究授業をしています。希望したことはないのですが…(笑)。準備はきついし、毎回ギリギリまで準備に追われるのですが、自分の引き出しが増えていくので、定期的には必要なことかな~と思っています。現任校に赴任してからは特に研究授業の回数が増え、昨年度は授業だけで4回ありました(その他に実践発表があったりなんだり…)。

今年度は昨年度の研究授業がかなり多かったので、ちょっと休みたい…とぶっちゃけ思っていたのですが、残念ながら今年度も研究授業をすることになりましたorz今年度は来月に本番の大きな研究授業を控えていて、明日はそれに向けてのプレ研究授業となります。

来月の研究授業では現在分詞の後置修飾を取り扱おうと思っていますが、今回は前トピックにもあるように長文読解をメインに「retelling」に取り組みたいと考えています。「retelling」は以前から授業で扱ってみたいと思っていたんですけど、難しいな~と思って避けていた指導のひとつ。でも、やってみないと分からないこともあるし、失敗や成功から学ぶこともできないのでやってみることにしました。

また、ウォームアップでは現在取り組んでいる「Critical Writing」を見せようかなと思っています。二学期の間、英作文力向上のために軸にしよう考えている活動なので、提案していろいろ意見をもらいたいと思っています。

明日、頑張ります。

スピーチコンテスト [授業全般(英語)]

英語科の夏休みは休み明けのスピーチコンテストの指導が大事な仕事のひとつです。恥ずかしながら初任の時から指導をしていますが、いまだに指導については手探りの状態です。

初任校では地区大会の他に県大会にも参加していたのですが、現在の学校に赴任してからは様々な都合から地区大会のみに参加しています。スピーチコンテストはどの大会も大きく自作の部と暗唱の部に分かれていますが、ここ数年は暗唱の部への参加を主としています。

大きな理由として自作の部の題材の選定の難しさがあるからです。それでも、スピーチコンテストに参加する下地作りととして、赴任以来暗唱の部に参加してきました。今年は過去最高の3人が参加する予定です。

参加を希望する生徒の理由は様々ですが、自分としては入賞の可能性うんぬんよりもスピーチコンテストをいう体験を通して成長する可能性がある生徒を選んでいます(そのためにはやる気が一番)。今年は全員が立候補なので、指導も今までになく早いです。

今年は演劇を参考に発声練習も取り入れ、場面を生徒と分析しながらの表現に力を入れています。そのためには誰よりも課題とされている英文を自分が読み込む必要があるのですが…。毎日試行錯誤の日々ですが、それでも一緒に目標に向かって練習に取り組むのはやっぱり楽しいです。

3人全員が入賞できるように頑張ります!!

夏休みの宿題 [授業全般(英語)]

毎年悩むところなのですが…。今までに生徒に出した教科のの夏休みの宿題は…

 ・英単語100問(スペリングコンテストの名称で休み明けにテスト)

 ・副教材のワーク(休み明けテスト範囲分)

 ・文法プリント(自作のですが…)
 
 ・アルファベット似顔絵(そのまま文化祭の教科作品に)

 ・英語漫画の翻訳(とにかく辞書に触れさせたかった…)

等々。長期休みに教科の宿題なんていらないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれないですが、個人的に英語は必要だと思っています。なぜなら言語は触れていないと落ちる一方だからです。そうしないと休み明けテストの成績に愕然とし、さらに意欲が低下してしまった生徒と授業をスタートさせることになり、取り戻すための膨大なエネルギーが必要になってしまいます。

ということで現任校に赴任してからは長期休みの課題は学期で使用した自作プリントを冊子にして、その冊子を課題としています。量はかなりのものですが、英語の勉強計画表も一緒につけ、1日1単元のプリントに取り組むこととしています。ためるのはもちろんダメですが、早く終わらせてしまうのもダメ。大事なのは毎日少しでも英語に触れること。1枚にかける時間は10分程度だと思います。今年度はついに全学年で同じ課題としています。

この課題を始めた時はかなり大ブーイングでしたが、今は何も言わずにしっかりと取り組むようになりました(笑)。また、冊子にすることをイメージしてプリントを作成するため、プリントの内容も大幅に見直し、問題も吟味するようになりました。

他の先生たちはどうしてるのでしょうか??

授業開き [授業全般(英語)]

どの教科を担当しても、どの学年を担当しても悩む授業のひとつが「授業開き」ではないかと思います。ましてや持ち上がりの学年とかになると、何を今更みたいな反応をされるのが嫌で少しずつ変えてはいるのですが…。

「授業開き」で確認したいこと、伝えたいことは人それぞれだと思います(他の先生のをあまり見たことがないので…)。自分は大きくふたつかなと今は思っています。ひとつは授業のルール。授業や宿題、そして評価について大雑把に説明します。そしてもうひとつが授業担当としての願いです。実はこれが一番悩みます。そして、同時になぜ自分が英語を教えるのかということを毎年この時期に振り返っています。

今年度はなぜか三学年教えることになり(大変かも…)、それぞれの学年でこの力を身につけて欲しいという願いを提示しました。

1年生…「発信力」 2年生…「想像力(創造力)」 3年生…「応用力」

1年生は間違いを恐れず自分の考えや言いたいこと、そして伝えたいことを発信しようということで上のテーマに。2年生はこんなことが書いてある、こんなことを言っていたような気がするなどの想像力と自分で自己表現できるようになる創造力を。3年生は3年間の英語力を生かして、とにかく英語を応用できる力を目標としました。こうやって書いてみると、自分の授業計画が意外とすっきりしたような気がしました。

さて、これから1年間。どのように生徒の力を伸ばしていくか、一時間一時間の真剣勝負を大切にしていきます。

意味順ノートへの挑戦(副教材は何を使うべき?) [授業全般(英語)]

どの教科の先生も悩むことだとは思うのですが、毎年この時期になるとワークブックや資料集などの「副教材」をを選ぶのにかなり悩みます。

他の先生方はどのようにして選んでいるのでしょうか。使い慣れてるから?教科書と連動しているから?自分の授業スタイルに合っているから?多分、人それぞれだと思います。

教科指導の中で様々な実践や効果的な指導法、テストや長期休みの指導などは聞く機会が多くありますが、どのような副教材をどのような意図で使っているかという話を交流したことは一度もありません。だから、不安になることもしばしば…。しかも、数年前からノートとプリントのバランスを考えた指導をしているので、ワークの取り扱いもいろいろ迷っています。

それでも生徒の実態を把握しながら、生徒目線で選んではいるのですが…。正解がないだけに、自分の考えをしっか持つべきところですが、自信を持てないところです。

今年は副教材に関して二つ変化を入れました。ひとつは紙ファイルからリングファイルにへの変更。プリント数が多い上に、ファイルを持ち帰りにしているため昨年は痛みが激しく、取り替えた生徒がかなりいました。また、プリントをうまくはずして使うことができず、書きにくそうにしていた生徒がいたのも変更の理由です。

そしてもうひとつがこのノートの取り扱いです。昨年度ある研究会でこのノートの存在を知り、すぐに取り寄せてみたのですが、率直に面白いなぁと思いました。そして、語順指導が最近は話題になることが多いし、今年は思い切って授業で取り扱うことにりました。心配なのはこのノートを使った効果的な指導、授業での活用ができるかということ。指導者の自分がそのビジョンをまずは持たないと進まないので、まずは自分が使って勉強します(笑)。





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