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悲願の入賞 [授業全般(英語)]

以前の記事(記事タイトル スピーチコンテスト参照)に書いたが、夏休みからスピーチコンテストに向けての指導を行ってきた。でも、正直に言うといつも指導は不安だった。

採用されて以来、地区や県のスピーチコンテストに毎年最低1回は参加してきた。恥ずかしながら、その間の入賞と言えば1回だけで(1位と3位を同じ部門で取ったことがありました)、それ以外は毎年×。そのたった1回の入賞も教科&担任学年ではあったけど、2つのスピーチコンテストがその年はあったため、もう1人の英語の先生が指導した生徒たちでした。

簡単に言うと自分がスピーチ指導した生徒は今までに1度も入賞したことがなかった。

そのうちの数年はかなりの手応えを感じていた生徒が入賞せず、正直、どのように指導すればいいのか分からなかった。入賞した生徒と比べても、そこまで大きな差があるとも感じていなかったし…自分の力不足が全てですが、自分が指導した生徒は入賞できないとまで思っていました。

だからこそ、今年は何としてでも取りたかった。どうしても入賞したかった。参加した3名とも暗唱の部への参加となったが、入賞に向けて今までには三つのことを特に重点的に今年は行った。

1.英文の暗記を大会の2週間間には完成させる(とにかく暗記を早く)。

2.ALTと協力した徹底した発音指導。特に語尾の発音の徹底。

3.徹底した課題英文の読み込み。その場面の登場人物の心理や行動について1文、1文生徒と話し合って考えた。

そして、生徒と共に考えた自分たちの暗唱のスタイルは「スピードが全てではない」ということ。相手に伝えることを重視した時に、相手に聞きやすいスピードがあるということを考え、作品の内容をはっきりと伝えるためにスピードのコントロールを重視しました。それでも暗中模索の指導でしたが…。

そして本番。生徒は最高のパフォーマンスをしました。だから、1人目が3位に入賞した時に、正直ホッとしました。初の入賞、そして最低限はできたなと…。でも、実はそれだけでは終わりませんでした。なんと2人目が2位入賞、さらに3人目が1位を取ったんです(3人とも部門は違います)。1人だけでも、おぉーと思っていたのですが、まさかの展開に放心…(笑)。何が起こったのか最初は分からずにいました。

その後、ここに来るまで長かったな~と思いながら考えていたのですが、表彰式後の生徒たちの笑顔に今までの苦労、そして自信がなかったスピーチ指導に対してひとつの答えをもらったような気がしました。本当にありがとう。
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ゆゆ

それはすごいですね!
おめでとうございます。
生徒さんにとっても
やすさんにとっても
これから大きな糧になりますね☆
by ゆゆ (2011-09-03 20:33) 

chichiの母

おぉ~!!123ですか。
素晴らしいです。
やすさんの地道な努力が報われましたね。
生徒もよく頑張ったですね。
by chichiの母 (2011-09-03 21:10) 

やす

>ゆゆさん

ありがとうございます。
自分にとって、どうしたらいいかとずっとどうしたらいいのか…と思っていたことなので、ちょっと安心&自信になりました。
生徒に感謝です^^

>chichiの母さん

123のは驚くぐらい出来過ぎでした。
あきらめないで努力すればなんとななるんだな~と。
これからも生徒と共に頑張ります。

by やす (2011-09-05 06:57) 

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