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受験英語への挑戦 ~長文読解編~ [中学3年英語]

夏休み明け実力テストでよもやの平均点。惨敗でした。

3年生は担任学年ということもあり、1年生の時から教科指導もしてきました。彼らとの出会いが自分の教科観を変え、3年計画で英語の力を高めていこうと思い、段階的に様々なことにチャレンジしてきました。その成果なのか、これまでは諸調査や実力テストでも平均を上回ってきました。それが今回まさかの惨敗…自分の中でちょっと苦手な3年生の教科指導にも今年度は手応えを感じていたのでショックでした。

現在、実力テストの点数配分は

 リスニング 30点
 基本問題  10点
 長文読解 44点
 並べ替え 9点
 英作文   7点

となっています。岩手県の高校入試を参考に作成されているため、多少の前後はあるものの今後もこの点数配分は変わらないと思います。

それぞれのことについて授業を通して力をつけていくことが大切ですが、何よりも長文読解力をつけなくては岩手の高校受験の英語については突破することは難しいと思います。ある研修会で聞いたのですが、岩手の高校入試の英語は全国でも指折りの難しさだとか…。その文量は県で使用している教科書にある長文の単元の2倍から3倍以上となっていて、さらに初見となるため対応がほとんどできないようです。今回のテストでも長文に絞ると得点率の平均は半分を切っていました。

これを打破するために様々な方法があると思うのですが、やはり普段から多くの文量に慣れる必要があると思います(もちろん初見で…)。長文読解力は一朝一夕では伸びないし、長期間で指導にあたっていかなくてはなりません。そこで今年度から本格的に教科書を活かした長文指導に取り組んでいます(二学期はさらに力を入れていくつもりです)。

具体的に言うと教科書本文の長文に意味の流れを壊さないように英文を加えて、文量を増やしていきます。現在指導している「A Mother's Lullaby」では二倍以上の文量にしたうえで、高校の先生から教えていただいた方法を取り入れ、発音指導と音読指導をする前に長文読解に取り組ませます。未習の語に関しては注訳を入れることで対応し、あくまでも内容理解に支障がないようにしています。文量が増えることでそれに対する問題も作成することができ、様々な角度から問題を作成して内容理解力をつけることが可能となると考えています。

今回のテストの結果から感じたことを次につなげ、これからも教科指導に力を入れていきたいと思います。
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コメント 3

きくちん

1年生ですが、初めて60点越えました〜。
ちょっと嬉しいです。
誰も誉めてはくれませんがw
by きくちん (2011-08-19 21:01) 

やす

お疲れ様です。
1年生の夏休み明けテストの点数はいつもドキドキします。
触れる英語から、書かせる英語にステップアップさせるのが難しいですね。
自分も1年生はまずまずでした。
この調子を持続させたいですね~。

by やす (2011-08-22 21:32) 

きくちん

3年生指導って難しいですよね。
できないやつは本当にできないし。
by きくちん (2011-08-23 05:07) 

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